創業:西暦1461年、羊羹の発祥「株式会社駿河屋」

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第三十五回「株式会社駿河屋」創業:寛正2年(西暦1461年)

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寛正2年(西暦1461年)、木曽源氏の一門の出である岡本善右衛門氏が、京都伏見に「鶴屋」の屋号で饅頭処の商いを始めたのが創業

天正17年(西暦1589年)、蒸羊羹を改良したた「伏見羊羹」別名「紅羊羹」を発売し、豊臣秀吉公の大茶会で諸侯に引き出物として絶賛

元和5年(西暦1619年)、徳川頼宜公が紀州にお国替えの際、5代目善右衛門の鶴屋が紀州家御用菓子司に任命。紀州に御用本店、伏見に総本家を設置

万治元年(西暦1658年)、煉羊羹の材料選別、配合具合、炊き上げ方法など製法を工夫し、寒天と和三盆糖を用いて完全な煉羊羹を確立

貞享2年(西暦1685年)、第五代将軍徳川綱吉公の御息女鶴姫が紀州家に御降嫁となり、同名が憚るとし屋号「鶴屋」を返上

元禄2年(西暦1689年)、鶴字法度に伴い、徳川家所縁の駿河国にあやかって、屋号「駿河屋」を賜る

昭和19年(西暦1944年)、株式会社駿河屋へと改組

昭和36年(西暦1961年)、東京証券取引所、大阪証券取引所に株式上場

平成17年(西暦2005年)、東京証券取引所、大阪証券取引所の株式上場廃止

 

羊羹の元祖として和歌山と京都伏見において、伝統の味を持つ羊羹を製造販売

和歌山では、創業当初の饅頭処から連綿と続く「本ノ字饅頭」を昔ながらの製法のまま、その味を伝える株式会社駿河屋

平成17年(西暦2005年)に架空増資事件により、東京と大阪の両証券取引所で上場廃止となった老舗

創業550余年で始めての創業家以外の社長が就任し、失われた伝統と名誉を取り戻すべく奔走している

同年6月に制定された基本方針

  1. 全ての法令の遵守とその精神を尊重し、社会的良識をもって行動し、反社会的勢力と関係を持ちません。
  2. 社会的信用を第一に考えた経営と事業行動を行うと共に、自主的・積極的に環境保全活動に取り組みます。
  3. 公正・透明・自由な市場競争を行い、お客様の満足と信頼に基づき、社会的に有益な価値の創造と提供を行います。
  4. 広く社会とのコミュニケーションを行い、適時適切な企業情報を積極的かつ公正に開示します。
  5. 全ての人々の人種と個性を尊重し、ゆとりと豊かさを表現し能力を発揮できる安全な企業環境確保に努めます。
  6. 事業活動を行う国・地域の文化や習慣を尊重し、社会の発展に貢献し、良き企業市民として積極的に社会貢献活動を行います

「菓子を通じて、感動と和みのある心豊かな生活シーンの提案をする」

を理念とする株式会社駿河屋

伝統や技術に裏打ちされた日本の文化である和菓子で、心からのくつろぎを提供するとともに

また、紆余曲折した今こそ、代々受け継がれてきた宗祖の遺訓

「菓子のみに生きる」

を忠実に再現し、老舗の威光を取り戻して頂きたい次第です

目指せ100年企業!第三十五回「株式会社駿河屋」

http://www.souhonke-surugaya.co.jp/

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