創業:西暦1311年、代々受け継ぐ真心「株式会社のとや」
目指せ100年企業!老舗企業・長寿企業の秘訣を企業理念から学ぶ、企業理念研究所
第四十回「株式会社のとや」創業:応長元年(西暦1311年)
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養老元年(西暦717年)、霊峰白山が泰澄大師によって開山し
養老2年(西暦718年)、神託によって発見されたと伝えられる北陸最古の温泉郷として名高い粟津温泉
※粟津温泉の開湯については第五回「有限会社善吾楼」創業:養老2年(西暦718年)を参照
応長元年(西暦1311年)の鎌倉時代後期に、旅亭懐石のとやはこの地で創業している
開湯以来、千三百年、絶ゆることなく湧きつづける粟津のお湯は、のとやにも同様に豊かな湯をもたらしている
慶長10年(西暦1605年)に、加賀三代藩主となった前田利常公がことのほか愛した粟津の湯
江戸時代には、北前船による日本海交易が盛んとなり、全国から湯治客が訪れるようになった
ひそかに向かいの宿屋の下男・竹松に恋をしてたお末がある夜、恋心をおさえきれず、宿の松の木をよじ登って屋根づたいに竹松の部屋へ向かった
ところが途中で足をすべらせ軒下へ落ちて、宿屋は大騒ぎになるが、これがきっかけでお末の想いは竹松に伝わり、めでたくふたりは結ばれた
400年も前から粟津温泉にわる恋物語「おっしょべ恋物語」
恋人の聖地といわれる粟津温泉にもまた、時代とともに変わりゆくもの、変わらざるものが存在する
その流れの中で、旅亭懐石のとやは伝統と革新を融合し、新しい老舗旅館の情緒を追求し続けているが
決して、変わることがないのが、「お客様にご満足頂けるよう努めること」である
そして、その根本にあるのが、「接客を生業」とする精神であり
「真心のおもてなし」
である。家業を「おもてなし」とし代々受け継ぐ技とする旅亭懐石のとや
変わらない真心と、進化し続ける姿、五感で味わってみてはいかがだろうか?
目指せ100年企業!第四十回「株式会社のとや」
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