創業:西暦1532年、北国街道の桑酒「山路酒造有限会社」
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第二十五回「山路酒造有限会社」創業:天文元年(西暦1532年)
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「後園の桑を用いて酒をつくれ」との夢のお告げによって作られたと言われる桑酒
甘さと香ばしさが、皆に喜ばれる中で、山路酒造が創業したのが天文元年(西暦1532年)
その地は、北陸と近畿を結ぶ陸路となる北国街道に面し、文化や産物の行き交う一つの絹の道
湖北の町は、絹糸の産地で養蚕が盛んであった為、北国街道沿い一面には桑畑が広がる一方、
木之本地蔵院の門前町となる木之本宿は、人々の往来も繁く宿場町として長きに渡り栄えていました
桑酒は、桑の葉を使った蒸留酒で、もち米と麹と桑の葉を、独特の方法で焼酎に漬け込み、伝統みりん製法によって造られる
慶長年間に、この地で倒れた旅人が桑酒を呑み、木之本地蔵院に詣でたところ元気を取り戻したという伝えがあり、疲労回復、滋養強壮の効用が評判を呼んだと言われています
大正14年(西暦1925年)には、詩人、島崎藤村が自筆している注文書が残っており、広くその名を知らしめていたことが伺えます
また、清い水と極寒の土地で仕込んだ杜氏の意気込みが感じられる清酒、北国街道
愛されるお酒を造るため杜氏と共にきめ細やかに、大切に仕込む日本で五番目に古い酒蔵
年毎に少しずつ変わる酒の味を蔵元の醍醐味として、これからも多くの人を楽しませて頂きたい次第です
目指せ100年企業!第二十五回「山路酒造有限会社」
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