創業:西暦1560年、御鋳物師からの成長「鍋屋バイテック株式会社」
目指せ100年企業!老舗企業・長寿企業の秘訣を企業理念から学ぶ、企業理念研究所
第四十九回「鍋屋バイテック株式会社」創業:永禄3年(西暦1560年)
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永禄3年(西暦1560年)、織田信長が桶狭間の戦いに勝利し、新しい英雄として歴史の表舞台に登場した
同年、織田信長の家臣で後に信孝に仕えた岡本太郎右衛門尉が岐阜市金屋町1丁目にて鋳造業を始めたのが創業となる
寛延2年(西暦1749年)、岡本太右衛門が朝廷より御鋳物師免状を授かり、京都御所へ灯篭を献上した際に「鍋屋」の称号を与えらる
高度な知識と技術を身につけ、鍋、釜、燈籠、鐘などの鋳物をつくり公認の匠の屋号となった「鍋屋」は、茶釜を千利休に納めている
昭和15年(西暦1940年)、電動機器メーカーとして、鍋屋工業株式会社を設立
昭和47年(西暦1972年)、近代化に乗り遅れ業態変換と直面していた伝統企業は、商社に務めていた前社長:岡本太一氏に経営を託した
老舗の考えを一新させる経営方針を打ち出す一方で、老舗の技術を最大限に活かす鋳物職人の匠の技をハイテク部品の開発に融合させ、"伝統"と"最先端"の共存による新たな市場が構築された
平成13年(西暦2001年)、現在の鍋屋バイテック株式会社へと社名変更し
平成19年(西暦2007年)、岡本太一氏が代表権のない会長に退き、創業来はじめてとなる岡本家以外からの代表取締役 金田光雄氏が誕生した
創業から450年を超える老舗企業だが、比類なき水準で常に新しいことに取り組む姿勢は、大きな特徴だといえる
「寿司バーコンセプト」と名付けられた多品種微量の生産体制もそのひとつで、1個単位の少量から受注し、すし職人のように素早く対応し14時までの注文については当日出荷も実現させている
時代にあわせながら幾度となく自社商品を変えてきた鍋屋バイテック株式会社
多品種少量ではなく多品種微量
「顧客志向」
「自然環境との共生」
「地域社会への貢献」
を企業理念に掲げ、歴史と伝統を共存させながら、未踏の企業像を具現化して頂きたい次第です
目指せ100年企業!第四十九回「鍋屋バイテック株式会社」
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