創業:西暦1560年代、せき女の真心「おせきもち」
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第五十回「おせきもち」創業:永禄年間(西暦1560年代)
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鴨川と桂川が合流する低湿地帯となる鳥羽に、羅生門と淀を結ぶ鳥羽街道といわれる街道がある
時代は江戸時代に遡り、この街道にて、茶屋を設け餅を編笠の裏にならべて、道行く人に食べさせており
その娘の名が『せき女』であり、真心を込めて作った餅で、旅人を慰め労ったことで大評判となったといわれている
これが、『おせき餅』と名をとどめ、創業450年といわれる『おせきもち』となります
慶応4年(西暦1868年)には、新政府軍と幕府軍との間での衝突によって、起こった鳥羽・伏見の戦いが
鳥羽街道の小枝橋付近だったことから、この辺り一帯は戦いの場となり、民家が焼き払われる中で
おせきもちも例外なく、お店を焼失しているが、新撰組の近藤勇なども立ち寄り舌鼓をうったおせきもちは
昭和7年(西暦1932年)に、京阪国道の敷設とともに現在の地にて、その味とおもてなしを受け継いでいる
方除で有名な城南宮へ立ち寄った際はもとより、京都南インター南すぐの立地を通る際は、一度はお立ち寄り頂き
白い餅の上に粒あんを載せた素朴な菓子に込められた『せき女』の真心が伝わるおもてなし感じて頂きたい
目指せ100年企業!第五十回「おせきもち」
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