創業:西暦1189年、弁慶の賞状「有限会社五郎兵衛飴総本舗」

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第二十九回「有限会社五郎兵衛飴総本舗」創業:文治4年(西暦1189年)

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遡ること11世紀半ば、陸奥の土豪安倍一族が朝廷に背き、10年以上反抗を続けた「前九年の役」

鎮圧に向かった源頼義、義家親子に従軍していた長谷川五郎兵衛実義

進軍中に負傷し、芦ノ牧温泉に近い小谷という地に身を隠した

その後、実義は土着し平安時代末期の治承年間(西暦1177~81年)に、子孫が黒川に出て飴屋を始めた

この時に長谷川五郎兵衛が創業したとされている

また、源義経公が平泉落ちの途中に立ち寄り、飴を所望した際の代金の借証文として伝えられている武蔵坊弁慶自筆の賞状がある

日付は文治4年(西暦1189年)4月2日となっており、既に五郎兵衛飴総本舗が飴屋として創業していたことが記されている

天正18年頃(西暦1590年頃)には、時の国主蒲生氏郷公より御用商の命を受けており御判板と古文書が今も残っている

その後、代々の国守諸公を経て、12枚の御判板となり会津藩主松平公の御用達を承り、戊辰戦争の慶長4年頃(西暦1868年)頃まで受け継がれました

戊辰戦争の時には白虎隊の携行し、明治天皇にも献上された五郎兵衛飴

もち米95%と麦芽5%を糖化して袋に入れて絞り、じっくり煮詰める

寒天と合わせて乾燥したものを手で切り、ひとつひとつ手作業で大切に包装する

800年に渡り同じ製法で作り続けられてきた純粋食品は滋養に富み、品質良好で舌ざわりも良い

三十八代目五郎兵衛となる、長谷川久雄さんの言葉

「飴作り、愚直にこだわる」

変わらぬ味と製法を守りつつ、琥珀の宝石を後世に伝え残して頂きたい次第です

目指せ100年企業!第二十九回「有限会社五郎兵衛飴総本舗」

http://www.aizu.com/org/aizu/goroube/

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