日本円が対ドル15年ぶりの安値で81円72銭

日本円が対ドル15年ぶりの安値で81円72銭
2009年11月に14年ぶりの円高86円を迎えて1年弱になりますが、今回は15年ぶりとなる円高ドル安の81.72円となりました。
主な原因は、米雇用統計で非農業部門雇用者数が予想外に減少したことでしたが、日銀が今週5日にゼロ金利施策を投じて4日目の出来事としては、残念で仕方がないと言えます。
これで1995年の戦後最高値となる79円75銭まで2円を切った形となり、日本の経済だけではなくアメリカ経済の方向次第では、為替の行方がまだまだ不透明な情勢が続く事態となる見込みだ。
どこまで海外情勢に振り回されるのか?とリーマンショック以降の日本経済だが、残念ながら自力修正はしばらく無さそうな気配で、政治も具体的な景気対策が論議されることもなく、政争だけが着目されて報道されている感が否めず、今週末は久しぶりに釣竿でも振りながら、『自分に何が出来るか?』を問うてみます。

生活総合研究所株式会社

×