創業:西暦1349年、饅頭の元祖「合資会社塩瀬総本家」

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第十九回「合資会社塩瀬総本家」創業:貞和5年(西暦1349年)

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宋の詩人、林和靖の末葉である林浄因が中国から奈良に移り住み、餡入りの饅頭を作り売り出したのが貞和5年(西暦1349年)

これが、日本で初めての饅頭、つまり饅頭の歴史の始まりであり、塩瀬の歴史の始まりとなります

当時、禅宗寺院は上流階級の社交場としても使われており、肉食が許されない僧侶にとって、餡を皮に包んで蒸し上げた甘味は大評判となりました

寛正元年(西暦1460年)、四代惟天盛祐が京都に移ったことにより、奈良の南家と京都の北家とに別れ

応仁元年(西暦1467年)、京都を焼け野原にした応仁の乱による戦火を逃れ三河国塩瀬村に移る

天正3年(西暦1575年)、長篠の合戦にて、七代目林宗二が徳川家康に本饅頭を献上

元和元年(西暦1615年)、大坂夏の陣、徳川家康が真田幸村に攻めたてられた際、わずかな手勢を引き連れ逃げ込んだのが、林浄因が居を構えていた林神社

文明九年(西暦1477年)、屋号を「塩瀬」と改め再び京都に戻り、宮中や将軍家に出入りを許され大変繁昌する

万治2年(西暦1659年)、塩瀬清兵衛が江戸に上り日本橋一丁目に店を出し、徳川家綱の御用を承り

明治元年(西暦1868年)、塩瀬総本店の仁木準三が宮内省の御用を拝命

昭和25年(西暦1950年)、現本店所在地に渡辺亀次郎が合資会社塩瀬総本家を設立

数々の戦乱を乗り越え、熟練の菓子職人による技と心を、居を移すも受け継ぐ塩瀬総本家

このような塩瀬総本家には、二つの家訓が存在している※

今日一日の事
一、今日一日三ツ君父師の御恩を忘れず不足を云ふまじき事
一、今日一日決して腹を立つまじき事
一、今日一日人の悪しきを云はず我善きを云ふまじき事
一、今日一日虚言を云はず無理なることをすまじき事
一、今日一日の存命をよろこんで家業大切につとむべき事
右は唯今日一日慎みに候。
翌日ありと油断をなさず、
忠孝を今日いち日と励みつとめよ。

そして、もう一つが、渡辺崋山の遺訓を教訓とし、家訓とした

崋山先生の商人に与へたる教訓
一、先づ朝は召仕より早く起きよ
一、十両の客より百匁の客を大切にせよ
一、買人が気に入らず返しに来たら売る時よりも丁寧にせよ
一、繁盛するに従つて益々倹約せよ
一、小遣は一文よりしるせ
一、開店の時を忘るな
一、同商売が近所にできたら懇意を厚くし互に励めよ
一、出店を開ひたら三ヶ年食料を送れ

いずれも代々受け継がれた家訓となっているが、まさに質素倹約・日々精進の心構えを記している

熟練の菓子職人が心を込めて作る饅頭「志ほせ」を、この家訓を読みながら食してみてはいかがだろうか?


目指せ100年企業!第十九回「合資会社塩瀬総本家」

http://www.shiose.co.jp/

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※雑誌「致知」2009/22012/10より

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