創業:西暦1329年、秀吉が命名「株式会社かん袋」

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第三十二回「株式会社かん袋」創業:元徳元年(西暦1329年)

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時は、元徳元年(西暦1329年)に和泉屋徳兵衛氏が和泉屋という商号で御餅司の店を開いたのがかん袋の創業です

応永27年(西暦1420年)頃、勘合貿易港となった堺に明より到着した農作物を、五代主人和泉屋忠兵衛氏が塩味で挽き合わし餅で包んだ

お餅をくるんで食べるところから「久留美餅」と称すようになったと伝えられている

文禄2年(西暦1593年)春、桃山御殿が完成したのを機会に、秀吉は寄付金の礼として堺の商人納屋衆を招いた

この時、天守閣は暑い日盛りの下で瓦を葺いており、職人が一枚一枚瓦を運び上げている最中だった

和泉屋徳左衛門は、毎日奉仕に出て瓦を取っては次から次へと屋根の上に放り上げました

この様子をみた秀吉が、「紙袋が散る様に似ている」と称え、「以後かん袋と名づけよ」と命じた

この時に商号が和泉屋から現在の「かん袋」となっている

明治時代には、冷凍技術が輸入され、カキ氷をかけて食べられるようになったことで「氷くるみ餅」が誕生している

原材料、製法は門外不出とされており、一子相伝で全く公表されていない

「子供の頃から家業の手伝いをして味と技を覚えた」

二十七代主人となる今泉文男氏は、今も一人で手造りしている賞味期限当日の生菓子

塩味から始まり砂糖へと変遷するも、その時代毎にこれ以上ない味を極めた完成品

伝統の製法を忠実に受け継ぎつつ、時代ともに進化する生菓子

濃厚な餡に弾力ある白玉団子

創業以来、直向きに「くるみ餅」だけを製造・販売する単品経営

「これよりおいしいものができないから」

この一言に、長い歴史が凝縮されていると言っても過言ではない

目指せ100年企業!第三十二回「株式会社かん袋」

http://www.kanbukuro.co.jp/

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